「バージン」「処女」の意味と、使うときの注意
最終更新 2026年10月31日/18歳以上の方向けの情報です
要点
- ふつう、性的な経験がないことを指して使われる言葉です。どこからを「経験」と考えるかは、人によって違います。
- 体の検査で確かめられるものではありません(WHOの見解)。人の価値を決める言葉でもありません。
- 他人の経験の有無を聞き出す・確かめようとすることは、相手の同意なしに踏み込むことになります。
言葉の整理
- バージン
- 英語の virgin から来た言葉。日本語では、ふつう性的な経験がないことを指します。
- 処女
- 同じ意味で使われる日本語の言葉です。
- ロストバージン
- 初めての性的な経験を指す、くだけた言い方です。
- 経験
- どこからを経験とするかは、決まった定義がありません。人や場面によって考え方が違います。編集部の考え方
体の検査では確かめられません
WHOは、国連の他の機関と出した共同声明で、「純潔の検査」と呼ばれる検査に科学的・臨床的な根拠はなく、女性が性的な経験をしたかどうかを証明できる検査は存在しない、と述べています。出典:WHO(2018年)
見た目や出血の有無を、経験の有無の証拠のように扱うことはできません。詳しくは処女膜の誤解へ。
使うときの注意
- 「バージンかどうか」を人の価値や評価に結び付けない。
- 相手に経験の有無を聞き出さない。話すかどうかは、本人が決めます。
- 聞いた話を、本人の許しなく他の人に伝えない。
- 自分の経験について、話す・話さないは自分で選んでかまいません。
編集部の考え方 この言葉で悩むとき、多くは「周りと比べた焦り」や「初めてへの不安」が背景にあります。急ぐ必要はなく、急かされる必要もありません。
出典(確かめた日:2026年10月31日)
- 世界保健機関(WHO)「Interagency statement calls for the elimination of “virginity-testing”(2018年10月17日・英語)」「純潔の検査」に科学的・臨床的な根拠はなく、女性が性的な経験をしたかどうかを証明できる検査は存在しない、と述べている